わずか3%

ナンバーポータビリティがはじまって1年が経った。
思ったほどに乗り換える人がおらず、携帯電話契約者全体のわずか3%だそうです。(少なすぎ!)
1.解約料2,000円、新規契約料3,000円、端末購入費数千円払って、かつ、メルアドが変わるデメリット
と、
2.でもこれから通話料が安くなり、電話番号も使い続けることが出来る、というメリット

この2つを秤にかけて、「面倒くさいな、、、このままでいいや。」と判断した人が圧倒的に多かったという事です。
この心理を読めなかったことは、携帯各社の大誤算だったといえるでしょう。
何かしら生活を変えるときには必ず出費を伴います。
これを経済用語で「スイッチング・コスト」といいます。
例えば離婚。
別居して部屋を借り、家具を揃えなおす。
これだけでどれだけ出費が増えることか。
現在と未来と、トータルで考えて判断する必要があるのです。
しかし「目先の損得」だけで動く人がなんと多いことでしょう。
だからマルチ商法・詐欺商法は、無くならないんでしょうね~。。。(*_*)
(そんな簡単に儲かる話、他人に話すわけがないのに。)