ネットとリアル

月曜「歌謡セッション」に行ったとき、久々に若者たちとしゃべった。
私の世代の人は、会社ならともかく全くのプライベートで20代の人としゃべる事など、普通無いと思う。
すごく新鮮だった。
彼らはネットが当たり前の世代。
何時でも誰とでもつながっていられる、それが普通の人生だと思っている。
しかし。
彼らはリアルな人との繋がりを求めてます。
「ベースかっこよかったですよ~!」
すごく気さくに、はるか年上の私に話しかけてくる。
世代の壁など無いかのように。
私が20歳の時、はるか年上のオトナにこんな風にしゃべれたろうか?
考えたら、プライベートで彼らもこんな年上としがらみなく、気楽に話せる機会は無いのだろう。
個人主義が確立され、相談できる先輩や、朝まで付き合ってくれる同僚とか、そういう人間関係が希薄になっている。
飢えてるんだと思います、人間関係に。
新鮮なのは私だけではない、彼らも新鮮だったんだと。
ネットは情報を集める手段、大事なものはリアルにある。
彼らはちゃんと分かっている。