事実という嘘

目の不自由の方々が象を囲んでこの珍しい動物がどんなものかを調べることにしました。
調べた後、それぞれの人が象について以下のように述べました。
「象は扇子のような動物だ」。耳を触った人が言いました。
「象は柱のような動物だ」。足を触った人が言いました。
「象は蛇のような動物だ」。鼻を触った人が言いました。
「象は壁のような動物だ」。胴体を触った人が言いました。
・・・・・・同じ動物を調べたのに、十人十通りです。
これは「盲人摸象」という寓話です。
同じ事実であっても見る人の主観と限界で異なるものとして認識され伝えられてしまいます。

実態と異なる評判や印象がこのような誤解や拡大解釈なら理解できますが、一部の事実のみを利用して恣意的に操作されるとたちが悪いのです。

『シナリオに沿って選別された事実』

に気を付けなければなりません。