悲しい訃報

運を育てる―肝心なのは負けたあと (ノン・ポシェット)
米長 邦雄

心の師匠がまた一人この世を去りました。

将棋棋士 米長邦雄さん。
7度目の挑戦で名人位を獲得したとき最年長の49歳11カ月。
史上初の50歳名人の誕生でした。
「客観的にみて実力はある。
でも名人になれないのはなぜか?
それは運が足りないから。
では運を育てるにはどうしたらいい?
幸運の女神という女に好かれなければならない。
ではどうすれば好かれるのか?」
これを真剣に考えられました。
そして

「幸運の女神は笑いと謙虚さを好む」
という結論にたどり着きます。
これは名人就位後も氏の人生哲学となります。
『肝心なのは負けたあと』
この本に出会った時私は司法書士試験の浪人中の身で、名人位挑戦に6連敗した米長さんと自分の姿が重なりました。
この本にどれだけ救われたか分かりません。
それ以来彼の本を読みあさりました。
米長さんほんとうにお疲れ様、そしてありがとうございました。
合掌。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121218-00000025-mai-soci