新司法試験の合格者

1000人。合格率は48%。
今後は1000人から3000人にするそうです。
当たり前ですが、量の増加は必ず質の低下につながります。
気になっていた矢先。
早速、司法修習の卒業試験で過去最高の「落第数」がでました。
この試験は通称「2回試験」といわれるもので、これにパスして初めて司法研修所を「卒業」。
裁判官、検事、弁護士の道を選ぶのです。(これらまとめて『法曹』といいます)
これに落ちた人に会ったことなどありません。
通るのが当たり前の試験なのです。
これに落ちるような人が追試を受けてなんとか「卒業」させてもらい、法曹となるのです。
正直、怖いです。
「悪貨は良貨を駆逐する」
私の仲良しの弁護士さんは優秀な人ばかりなので、本当心配です。