新社会人の言葉

事務所に「経営コンサルタント会社」の新聞が勝手にFAXされてきました。
見ると、社会人1年生の新入所員のあいさつがありました。
「社会人になり、2ヶ月が過ぎようとしています。社会に出るまでの22年間は両親からの恩恵で生活してきました。小中学校は義務教育でしたから、国からの恩恵を受け、高校大学ではバイトしてましたが、これは自分が遊ぶ金のためでした。
今までは、全て
『自己中心』で成り立つ世界でした。
しかし、社会人になるとこれが反対になります。
自身は自分で支え、両親には恩返しをし、国を税金で支え、お客様を支えなければなりません。
これらは
『他己中心』の世界。
まだまだ、自己中心世界から他己中心世界に脱皮できませんが、早く本当の社会人に、子供からオトナになりたいと思います。」

こういう若者を、久々に見た気がする。
別に「当たり前」のことを言ってるんだが、立派に見えてしまう。
「当たり前」の感覚が無い若者が増えてるんだろうな、と思いました。
でもね、「国を支える」なんて意識を持つのは10年早い。
22歳の君は、社会人としての自己を形成する方が先だよ。