日本の中心で大阪弁を叫ぶ.2

友人のトークは続いた。
「それから、東京のやつらは都心に近い場所に住んでるほうが偉い、かっこいいという考えがある。例えば車は“品川ナンバー”ならいいが、“練馬ナンバー”はカッコ悪いと言う。女の子をナンパするときも、八王子より芝に住んでる、と言ったほうがカッコ良いんだそうだ。埼玉のやつは『○○線で20分くらいの所に住んでいる』、と“埼玉人”であることを極力隠そうとする。(笑)」
と。
これにも笑ってしまった。
関西に「梅田に近いところに住んでるやつがカッコいい。」なんて価値観は無い。
「吹田が茨木よりかっこいい」なんて誰も思わない。
高槻のヤツがもてようと「江坂に住んでるねん。」とうそをつくことも無い(笑)
だいたい、大阪が関西で一番偉いなんていう考えが無い。
京都・神戸・大阪、それぞれの良さがあり、みんな認め合っている。
だから、『三都物語』なんて言葉も生まれるわけだ。
結局、東京は田舎者の集まりだから、しょうもないことで優劣をつけたがるんだろう。
浅草に代々住んでる生粋の“江戸っ子”は下町に住んでることを、恥ずかしいなどと思っていない。
むしろ誇りに思っている。
それでいい。
見栄っ張りなのは、きっと“東京在住の地方出身者”。
なんていってる私も、「関西が日本文化の中心」論者ですな。(^_^.)