準備が9割

生き残る技術 -無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意- (講談社プラスアルファ新書)
生き残る技術 -無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意- (講談社プラスアルファ新書)
小西 浩文
「酸素ボンベを使わずに8000M級の山に登る」
ことを信条としている登山家 小西浩文さん
この場所では酸素が平地の3分の1しかなく、視神経がマヒ、脳は低酸素脳症を起こし何も考えられなくなる。

のだそうです。
「地獄」としかいいようがない世界。
ここから何度も生還されている人だけあって、その言葉はとても重いです。
成功するためには準備に9割の力を注ぐこと。
最悪のシュミレーションを徹底的にやること、この時点で脳に汗をかくほど徹底的に考え抜くこと。

登山は登る前の準備で成功するかどうか決まるのだと。
さて、
Wカップ日本代表。
準備は完ぺきですかね。
「試合会場が1700Mの高地で酸素が薄くて体が重い」
のだそうです。
『到着してから気づいてるようじゃ遅いよ』
小西さんならそう言うでしょうね。