能登半島にスーパー公務員がいた!2

(続き)

ローマ法王庁大使館から電話がかかってきた高野さん。
「明日、東京の大使館まで来てほしい」といわれ、市長の予定を全てキャンセルさせて無理やり上京。
もうこの時点でどちらが市長かわかりませんが
法王が神子原というホーリーネームを大層喜ばれ、正式にお米を受け取ってくださることに。
正式に「ローマ法王献上米」となったのです
ただの石川米は「神子原米」となり、値段が3倍になりました。
入植者募集プロジェクトは他の地域の”村おこし失敗例”を調査しました。
その結果「ぜひ、来てください」とお願いモードでキャンペーンした村は、全て村おこしに失敗していることをつかみます。
それを教訓に定住希望者には”村人の面接”という試験を課しました。
それも3回も面接するのです。
村人から
「農業ってな、甘くねーぞ」「本気で住むのかい?大変だぞ」
なんて言われるんですって。
それでも来たいと言う人だけ来てくださいと。
これも成功。
引越と同時に「お前、ホントよく来たな~!」といきなり仲間。
村中から歓迎されるそうですよ。
限界集落も解消し、人口は増えているそうです。
ま、こんな感じの仕事ぶり。
公務員の分をわきまえたら、こんな仕事はできませんよね。
まさに本物の「必殺仕事人」。
この人の本、出版されるでしょうね。
出版社が放っておくわけないです。
テレビや取材、講演にも呼ばれるでしょう。
私も早くこの人の顔が見たいなーと思っています。
今日の1曲
「エディットピアフの再来」といわれ、ついに日本デビューも果たしたZAZ。
人間の肉声に勝る楽器無し
彼女の歌を聴いてるとそう思えます・・・。