能登半島にスーパー公務員がいた!

能登半島にスーパー公務員がいるんですよ。


石川県羽咋(はくい)市の職員高野
誠鮮(じょうせん)さんです。

高野さんの本職はお坊さん。
「坊主だけでは食べていけないから」、と市職員の求人を見つけて応募、職員となったのです。

この高野さんの何がそんなにすごいかというと、地域活性化のためにいきなり「UFOでまちおこし」事業をぶち上げたり、地元のお米をPRするために、ローマ法王に食べてもらうことを思いつき、見事にそれを実現するといった、およそ地方の市の一職員が思いつきそうもない、ぶっ飛んだ発想で地域の課題を解決してきたからなのです。

しかもただアイデアを出すだけにとどまらず、自らも現場に立ち、結果として奇跡を起こしておられます。

羽咋市には「神子原(みこばる)」という地域があり、限界集落の問題を抱えていました。
人を呼ぶには産業を起こさなくては行けない。
彼は「神子原」という地名に注目しました。

神子原(みこばる)
the hilands where the son of God dwells
訳すると、『キリストの住む高原』という意味になるのです。

「つまり、ここで取れるお米はキリストの米なんだ!」

と気付き、

「だったら、キリスト教の最高権力者に食べてもらおう。
最高権力者って・・・ローマ法王じゃん。」

思い立ったら実行、ローマ法王に手紙を書いたそうなんです。

・・・・・

頭がおかしいんじゃないか、と思えるほどの異常な実行力ですよね。

ローマ法王ですよ!
書けますか普通?!

”これは神の子キリストの住む高原が育んだ神の米です”
とかなんとか書いて、バチカンに送ったのですね。

そしたら・・・

なんと、バチカンの大使館から電話がかかってきたのです!!

(続く)