被災地へ赴く君へ

若者に被災地志願者が増えているそうです。
しかし、阪神大震災のボランティア経験者は苦言を呈しています。

「被災地に赴く青年の志はいい。

しかし、現実は君が行くことで現地の毛布と食糧が1人分減るだけなんだ。」
 
阪神大震災のとき、いてもたってもいられなく、現地に駆け付けたのでしたが、現実は足手まといにしかならなかったそうです。
「現地で必要なのは人間を組織的に動かすことができる人。君たちがバラバラで行っても何にもならない、何にもできないんだ。逆に迷惑かけるだけ。」
と。
我々にできる救済は募金と節電しかないようです。
それが一番ありがたいようです。