賢い有権者.2

続き。
「あなたはどちらに投票したくないですか?」
この質問の回答は
Aに投票したくないと答えた人 8%
Bに投票したくないと答えた人 92%

こういう質問に答えるとき、人は否定的な面に注目するそうです。
で、質問を変えて
「あなたはどちらに投票したいですか?」
と聞くと、
結果は
Aに投票したいと答えた人 79%
Bに投票したいと答えた人 21%

今度は肯定面に目がいくそうです。
質問を変えただけで、Bの投票率は2倍以上に増える。
ここから両陣営の戦略が決まります。
Aはライバルのマイナス面を強調、Bは自分のプラス面を強調して運動すればいいのです。
有権者は、このような戦略も十分見極めて、投票しなければならないわけです。
それができてはじめて、立候補者と有権者が対等になったと言えるんでしょうね。。。