達人の心意気

柔道家、野村忠宏。
アトランタ、シドニー、アテネと前人未到の『オリンピック3連覇』をした“達人”。
私は、いまだに彼が“国民栄誉賞”すら受賞していないことが不思議でならない。
(Qちゃんなんか“1個”で受賞してるのに。。。)
彼の夢、北京で4連覇が散った。
「負けました。
負けた悔しさはありますが、それ以上に自分の柔道を出し切ったと言う充実感が無く、情け無いの一言です。
『慎重に、安全に』と、しょうもない気持ちがあったと思う。
その気持ちが俺の柔道すべてを殺した。
自分自身の努力を自分自身が裏切った。
自分に怒りを感じています。」

彼のブログにはそう書いてあったらしい。
アスリート全員の夢、「金メダル」。
それを“3個”も持っているのに、まだ燃え尽きていない人がいる。
3つの金メダルぐらいでは満足できないもの。
それは、いったい何なのか。
凡人の私には分からない。。。