遠くの先生・近くの先生

最近、相談にいらした男性の話。
この方、最初はネットで見つけた「全国対応。来所不要。」をうたう、『遠方の司法書士』に債務整理を依頼したんだそうです。
本人としては「破産」希望だったのが、なにやら知らぬ間に「任意整理」に方針を決められてしまい、あれよあれよという間に和解契約を結ばれ、、、、で、
『その支払いが今月から始まるのですが、支払っていくのは無理。やはり“破産”手続きを取って欲しいのですが。。。』
と、電話してこられたのです。
なぜ、こんなことが起きるのか?
ひとえに司法書士と依頼者との“コミュニケーション不足”が原因なんです。
顔も合わせず、電話で話すだけなので、全く意思の疎通ができていないのです。
おかげでこの方は、先の司法書士に支払った費用が、全て無駄になってしまいました。
それだけではありません。
この方「過払い金」がたくさんあって、払いすぎた利息を取り戻すことも可能でした。
これを「破産申し立て費用」にあてたら、十分足りたのです。
つまり「無料」で破産申し立てすることも出来たのです。
“医者が電話だけで症状を聞いて、診察もせずに薬を出す。”
こんなこと、医者の世界では到底許されません。
しかし、残念ながら法律家の世界では、こういうやり方をする弁護士・司法書士が最近増えているのです。
長谷川事務所は、依頼者には必ず事務所に来ていただきます。
面談は必ず「所長」である私が行います。

最近、
「債務整理の相談サイトで長谷川司法書士事務所を知りました。どうしても長谷川先生にお願いしたい。“北海道の北見市”なんで行けませんが、頼めますか??。。」
なんていう電話が増えています。
すいませんが、お受けできません。m(__)m
債務整理は「人生のリセットと再スタート」です。
皆さん、事務所選びはくれぐれも慎重にしてください。