240万円の収入印紙

久々に高額の担保設定の仕事でした。

6億円の根抵当権設定登記です。
顧客と銀行はまず、金銭消費貸借契約を結ぶのですが、普通は銀行の応接室でやります。
ところが、さすがに6億円は銀行にとっても数年に一度あるかないかの大取引。
今回は顧客のお宅で建築業者、銀行、司法書士、一同に会しての契約となりました。
大取引に担当行員だけではさすがに不安だったのか、支店長まで同席。
私は登記に必要な書類を確認しました。
あとは取引当日法務局に申請するだけ。
当日は、登記を法務局に申請し、受付番号を銀行に報告、私の口座に登記費用が入金されるのです。
これが順序。
ところが、今回は金額が6億円。
収入印紙(登録免許税)だけで、240万円もかかるのです。
これを一時立て替える必要があるのです。
収入印紙は郵便局で買うのですが、当日いきなり「収入印紙240万円ください。」といってもそんな高額な印紙は普通用意してません。
私は3日前に販売所に連絡しておき、当日10万円の収入印紙を24枚買いました。
法務局に申請して銀行に連絡、その足で銀行に向かい通帳記帳、私の口座に入金されていることを確認しました。
「ふぅ~・・・」
ようやく肩の荷が下りました。