利息制限法について
ここで復習ですが、金利には2つの法律があります。
1:出資法
2:利息制限法
です。
50万円のお金を借りた場合、出資法だと29.2%ですが、利限法だと18%。
こう聞くと出資法が暴利なのに対して、ずいぶん利息制限法が安く思えます。
ところが、これは錯覚。
この利息制限法すら今の低金利の社会では「べらぼうに高い」のです。
この金利が制定されたのは昭和29年。
100万円を定期を10年預けたら満期には「2倍」になって返ってきた時代です。
その時代なら借りる時の金利が「18%」、というのは納得できる金利でしょう。
預けたときは、逆にたくさん利息がもらえた時代だったのですから。
しかし、そんな時代に制定された金利が、恐ろしい事に一度も見直されずに現代でもまかり通っているのです。
今100万円を定期に預けたら一年後いくらになりますか?
、、、ばかばかしくて計算する気も起きませんね。