家族信託の相談が増えてきました
9月以降、家族信託の相談が急に増えています。コロナのせいで「いつ何がおきてもおかしくない、元気なうちに準備しておこう」と考える方が増えているようです。
とてもいい傾向です。セミナーでいつも最後に話すのは家族信託に取り組む時期についてです。「健康状態が悪化してからでは遅い。元気なうちにしか準備はできない。」と話します。なぜなら信託契約は公正証書で作成するからです。公証人から見て意思能力が無いと判断されたら作成してもらえないのです。これは本当に注意していただきたいところです。でも会話ができたら大丈夫です。中には話すこともできない方もおられるでしょう。しかし、会話以外の方法で意思の疎通ができればまだ可能性はあります。
いずれにしろ早めのご相談をお勧めいたします。