岸和田簡裁で

GW明けはいきなり遠方に出張でした。

初めての岸和田簡裁。 
駅からも遠く、辺ぴな場所にありました。
事件は敷金返還訴訟。
私は原告代理人。
被告の証拠申請があるというので、行ったのですが・・・
結局、相手の証拠はそろわず、裁判所による当事者尋問になりました。
「この精算書って誰が作ってるの?家主のおたく?それともリフォーム屋?」
『あの・・・立会業者が退去者の同意を得てですね・・・ご納得いただけるように・・・』
「てことはリフォーム屋に任せてるの?査定を。あなたは現場に行ってるの?」
『後日いきました。』 
「修繕の指示はあなたがしてるの?」
『はい。私が計算してます。』
「じゃ、あなたが査定してるのね?」
『・・・立会業者がご説明し、契約者様の納得いくかたちで・・・』
「てことは、リフォーム屋がしてるのね?」
『いや、私がいくこともありまして。。。』
「だったら、だから誰が査定してるんよ?!あんたんとこの物件は!」
被告は質問にしどろもどろで、裁判官も呆れてキレかけてました。
もう楽勝ムード。
結局、裁判所の和解勧告により請求額の9割で和解。
実質全面勝訴でした。