風の旅

新編 風の旅
新編 風の旅
星野 富弘
スタッフの酒井です。
随分昔、、ハタチ位のころでしょうか。
ふと立ち寄った書店で平積みにされている本たちの中に
一冊素敵な花の絵が描いている表紙に惹かれ、
思わず手に取ってそのまま買って帰りました。
詩集『四季抄 風の旅』星野富弘著 
作者は中学校の体育教師になってわずか2ヵ月後、クラブ活動の指導中
事故に遭い、9年間病院で闘病生活。
手足の自由は奪われ、首がわずかに動くだけの生活になり、口筆で絵を描き、詩を書くようになったとのこと。
その繊細な花の絵が口筆で描かれていることにとても驚きました。
詩は深い悲しみや苦しみを通り越しての優しさに溢れていました。
たまに思い出す詩をひとつここに書こうと思いましたが、
久しぶりにその本を開いて読み返すと、ココロにずしりと来る詩が沢山有り、どれを書こうか迷ってしまいました‥
心が洗われる一冊です。