127時間

「127時間」という映画をみました。
「スラムドッグ・ミリオネア」(2009アカデミー)の監督ダニーボイルの作品と知り、これは観に行かねばと行ってきたのです。
これは実話。
本来ドキュメントとして放映される話だったのが、ストーリーに惚れ込んだダニーボイルがご本人を口説き落として映画化にこぎつけたそうです。
ロッククライミングの途中で滑落、転がり落ちてきた岩に手を挟まれて動けなくなった主人公。
役者もほとんど登場せず、画面はずーっと一人ぼっちの彼を凝視。
セリフもほとんどなく主人公が今までの人生を回想するシーンがメインです。
これは『主役が動かない(動けない)アクション映画』。
「人生はいつも、再スタートできる。
いつからでも生きなおすことができる。
しかし、自分の今立っている場所からしか再スタートできない。」
というメッセージと受け取りました。。
ラストシーンは強烈すぎて失神者が続出しているらしいので、女性は注意してくださいね。
私的には今年上半期第1位の作品です。