「知りながら害をなすな」
新年初頭、不動産業者の方からいただいたメールに書いてあった言葉です。
法律家・料理人・建築士….
全ての専門家に通ずる格言です。
専門家として、顧客に対して必ず良い結果をもたらすとの保証を与えることはできない。
最善を尽くすことしかできない。
しかし、「知りながら害をなすことはしない」との保証は与えなければならない。
顧客となる者が、「プロたる者は知りながら害をなすことは無い」と信じられなければならない。
これを信じられなければ、何も信じられない。
2500年前のギリシャの名医、ヒポクラテスの誓いの言葉だそうです。
プロとしての倫理の基本です。
船場吉兆、白い恋人、赤福、ミートホープ、比内地鶏、建築士、、、
ウソをついて国民を欺いた連中よ。
2500年前のこの言葉を心して聴くが良い。
でないと、中国にさえ「日本はニセモノばかりだから」と言われる日が来るぞ。
そのとき、この国は本当に終わる。
油も出ない、金も出ない、ダイヤも出ない、この国の唯一の資源。
それは、『国民の真面目さと勤勉性』。
それが無くなったとき、この国は滅亡する。
私は本気で心配しています。