勝手に助演男優賞
守屋元事務次官が、とうとう議員の実名を口にした。
朝のニュースで彼が「ゲロ」する瞬間を見ていたが、これがその辺のドラマよりよっぽど面白かった。
証人喚問の際、証人は「宣誓書」なる紙を読む。
「隠し事をせず、真実を述べます。。。」なんて書いてるのを朗読させられるのだ。
最初は「先生の名前を軽々しく申し上げる事は、控えたい。」
などと逃げていた。
しかし、民主党のある議員が放った一言が効いた。
『あなたが名前を言えない、と言うのは、宣誓書の“隠し事をせず、、、”というのに、違反しやしませんか?』
これを言われた瞬間、守屋の顔が変わった。
沈痛な面持ちで沈黙が7秒、、、ようやく意を決して挙手。
「久間先生と額賀先生です、、、。」
と答えたのだ。
沈痛な面持ちで7秒沈黙。
あの「間」。
これが映画なら“ブルーリボン賞”あたりを受賞するんじゃないか、と思うほどだった。
どんな脚本もリアルには勝てない。
そんな事を感じながら見ていました。
守屋さん、あんたに助演男優賞!