友人が裁判員に

「守秘義務とかあるし、今まで黙ってたんだが、、、」

と友人が裁判員になっていた事実を明かしてくれました。
以下の通りです。
まずはじめに、事の始まりから書きたいと思いますが、大阪府の場合、『翌年の裁判員候補者のリストに登録されましたよ』という通知が、だいたい前年の11月くらいに、DVDや手引き本といった資料と共に届けられます。 

70歳以上の方、もしくは、よほどの事情がある場合は、辞退もできるそうですが、原則、簡単に辞退できるものではないそうです。 

ただ、仮にもし、2011年に裁判員裁判に該当する事件が無かった場合は、このリストに登録されているだけで、何の影響もありません。 

しかし、そこは天下の大阪ですので、そんな事はあるわけもなく、大阪地裁に起訴された事件から、『無期懲役』の実刑が法で定められている罪状に関して、事件毎に裁判員候補者が集められる事になります。 

で、その約2ヵ月後、裁判所に候補者リストから30名ほど集められたのですが、その中から、ガイダンス説明後、裁判官や弁護人・検察官らとの面談を行い、事件関係者の知り合いや辞退希望者を差し引いた中から、抽選の結果、裁判員6名と補充裁判員2名が決められます。 

結果的に、まさかの当選と言う事でしたが、確率的には、約5900分の1だそうです。
 

その後、予選を突破した8名は、実際に裁判が行われる法廷を見学し、裁判官らと共に、評議を行う評議室での説明を受けて、その日は解散となりました。 

また、実際の法廷は、その翌週から、みっちり行われるので、丸々1週間、会社は休む事になります。

もちろん上司をはじめ、会社に連絡をしましたが、会社規定上、ちゃんと特別有給休暇が認められると、準備はできていたのですが、該当者は私がはじめてだったようですね。 

とのこと。
皆さんもいつ任命されるか分かりません。
ご参考にして下さい。