愛社精神を持つ人は仕事ができない

宋文洲さんは日本でベンチャーを立ち上げ、成功した最も有名な中国人でしょう。

彼がこんなことをおっしゃってました。

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会社が好きな人ほど仕事ができないケースがたくさんあるのです。
国のリーダーシップIQという会社の調査によると、米国でも42%の会社では
事ができる人よりも仕事ができない人の方が仕事が好きだそうです

某従業員1000人の会社では、最も成績の悪い従業員が愛社精神を示しました。
「仕事をする際は100%の努力をする」という設問に対して、7点満点で自己評
価をしてもらうと、成績の悪い従業員の点数は5.99点となりましたが、成績の
良い従業員達は5.36点となりました。
仕事しない人ほど自己評価が高いのです。

また、成績の悪い従業員は他の人達に比べ、自身の会社を「働くには素晴らしい組織」だと勧める傾向(つまり日本で言う愛社精神)にあることが分かりました。
しかも多くの場合、彼らは自分たちのパフォーマンスが悪いとは気づいてさえいないのです。

私は5年前に「社員のモチベーションは上げるな」という本を幻冬舎で出版しましたが、まさにこのことを言っているのです。
「愛社精神」、「必死に頑張る」などの精神論は厳しい仕事からの隠れ蓑に過ぎず、その精神論が通用する会社はそもそも本当に仕事で辛い思いしている社員をケアしていないのです。

もちろん愛社精神を持つ社員には、仕事ができる社員も多く居ます。
特に良い会社では仕事ができる社員が評価され、働きやすいため、業績の良い社員は会社に愛着を持つはずです。
しかし、こういう会社では、仕事ができる社員達は自信を持っているため、愛社とかの精神論を口にしません。

結果として愛社精神をよく口にする会社は良くない会社である確率が高くなります。我々ビジネスマンは「愛社精神を持つ社員は仕事ができない」という厳しい認識を持つべきです。
少なくとも公然に言う人を信用すべきではないのです。

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あるある、いるいる、そうそう・・・

皆さん同意いただけるものと思います。(笑)
愛社精神を語る人ほど愛社精神を隠れ蓑にしている。
そうですね~・・・もう精神論を語るのはやめましょう。